看護師へ求められる飲み会強制参加・・・パワハラ並みで辛いとき

私の病棟はとても飲み会の盛んな部署で、そのために月一回程度は飲み会がありました。飲み会が開かれる時は当然、同じ部署の外来や医師も一緒で、毎回、総勢40名ほどが集まる飲み会でした。

私は新卒だった頃、その飲み会が非常に苦痛で仕方ありませんでした。

それは医師から、毎回何か芸をしろを強制されるからです。先輩の中にはそのように医師に鍛えられた人のたくさんいたので、自分だけの持ち芸を持っている人も少なくありませんでした。しかし新卒で入った私には持ち芸がありません。そのため芸をしろといわれても何もできなかったのですが、それが仕事以上に苦痛の1つでした。
更に飲み会に関するパワハラはもう一つありました。それは新卒の時には、飲み会がある場合、日勤があって深夜入りであっても暗黙の了解で参加を強制されていたことです。今では立派なパワハラの1つです。以前に比べると今は少し状況が変わり強制はされませんが、私が新卒のころは深夜入りであっても参加をするように言われていたのです。
私は日勤で疲れているのに飲み会に参加をするように言われること。また実際に深夜では仮眠をとることはできないので、仮眠を取らずに仕事に行くと、仕事に不安があると常に感じていました。

だって仮眠がないと日勤の疲れが取れない、また寝不足で集中力が欠けるからです。もしも何かあっても自分の責任ですし、そんな状況を引き起こしたくないので、仮眠を取って仕事に行きたいと常に思っていました。でもその時は医師も飲み会が好き、また師長も飲むことが非常に好きな人だったのです。そのためなかなか新卒の立場でその飲み会を断るということが出来ずにいました。
状況が変わったのは、師長が変わってからです。新しい師長は、それほど飲むことが好きでない人。そのため病棟の飲み会が少しずつ減っていったのです。また夜勤に入る人は参加を免れるようになりました。私にとってはとても良い環境改善であり、これで医師や上司からのパワハラがへり、仕事にも集中できるようになりました。

強制参加の飲み会に悩んでいるという人は、師長が変わるのを待つかその病院を離れて自分から環境を変えるしかありません。深夜入りがある前の飲み会参加など、パワハラでしかありません。ミスをしてしまってからでは遅く、すべて自分の責任に跳ね返ってきます。自分の身は自分で守りましょう。